遠距離の彼 と 近距離の同期

私は怖くて、すぐ後ろに座っているであろう、天を振り返る事は出来なかった。

しばらくして、ようやく私を解放してくれた海翔は、

「結、もう帰れる?」

と聞いた。私が

「うん。」

と答えると、

「お邪魔しましたー。」

と私の手を握って歩き出す。

私は慌てて、

「お先に失礼します。」

と挨拶をして、海翔に連れられて行った。