遠距離の彼 と 近距離の同期

「くくっ
一晩中、俺の事、考えてた?」

「っ!?」

「嬉しいけど、お前の体の方が大事だから、
今日は早めに上がろうな。」

そう言うと、優しく微笑んで、私の頭をポンポンと撫でて、自分の席へ戻って行った。

っくぅーっ!!
悔しいー!!
何も言い返せない。

あの微笑みと頭ポンポンで、不覚にも胸の奥がキュンとなった自分にもムカつく。

何、流されてんの!?


私は、気持ちを切り替えて仕事に励んだ。


・:*:・:・:・:*:・

12時。

「さ、飯、行くぞ。」

「うん。」

私たちは、いつものように連れ立って社員食堂に向かう。