ギターを担ぎ、気怠げに歩くこと20分、 いかにもな薄汚れた門をくぐると、一瞬にしてお馴染みの喧騒に包まれる。 容赦なく耳を突く騒々しいそれに忌々しく表情を歪ませる私は 忌々しいはずなのに、 それでも ーーやっぱりここがいい、と 馬鹿みたいにそう感じる。