「悪いな、心理戦だったけどさあ、知ってる?
焦りはジャンガには一番、良くないよな。

焦り=失敗だ。

美心は、返して貰うよ」


俺は美心を抱き締めた。


「後、今日は美心借りるぞ」

「「「はあ⁉!?」」」


俺の爆弾発言に、目をパチクリしてる奴等を笑った。


「フェアじゃないよな。
お前ら好き勝手してるくせに、俺は美心に危害を加えない。


約束する。


だから、美心今夜借りていい??」


俺の声が、静かにリビングに響いた。