背中に隠れている美心が、翼に怯えた。
鋭い目付きしまって欲しいわ。
「翼、その目付きしまえよ。
美心が、怯えてんだけど……」
「美心………?」
俺の背中に隠れている美心を、見る翼の目が見開いた。
「こんばんわ」
ガクッ。
美心の冷静な声に、ガクリ、と項垂れた。
俺だけじゃなく、翼も西道も、秋とか言う奴もだ。
まあ、確かに時計を見れば18時半。
こんばんわで間違いはないけど………。
「君のお姫様?」
秋の、疑問の声が、した。
「今は、俺の姫だよ」
今は……そう、今はーーーー。
雷を救いだしたら、なんの障害もなくなり、雷はまた美心を手に入れようとするだろう。
美心だって本当は、雷のことがーーーー。
好きなんだ。
「そっか。とりあえず、君らのメンバー集めてくれない?一緒に連れてくから」
秋は敢えて聞かない。
分かってる筈なのに、変な言い回しをした俺のこと。
わかってる筈なのに、、
敢えて聞かない。
それが優しさなんだって気付いた。
鋭い目付きしまって欲しいわ。
「翼、その目付きしまえよ。
美心が、怯えてんだけど……」
「美心………?」
俺の背中に隠れている美心を、見る翼の目が見開いた。
「こんばんわ」
ガクッ。
美心の冷静な声に、ガクリ、と項垂れた。
俺だけじゃなく、翼も西道も、秋とか言う奴もだ。
まあ、確かに時計を見れば18時半。
こんばんわで間違いはないけど………。
「君のお姫様?」
秋の、疑問の声が、した。
「今は、俺の姫だよ」
今は……そう、今はーーーー。
雷を救いだしたら、なんの障害もなくなり、雷はまた美心を手に入れようとするだろう。
美心だって本当は、雷のことがーーーー。
好きなんだ。
「そっか。とりあえず、君らのメンバー集めてくれない?一緒に連れてくから」
秋は敢えて聞かない。
分かってる筈なのに、変な言い回しをした俺のこと。
わかってる筈なのに、、
敢えて聞かない。
それが優しさなんだって気付いた。



