あれから、君と俺は恋人同士になった。
学校でも、美心が雷と別れた話は瞬く間に広がり、一種の波紋状態だ。
前より美心が、告白されることが増えた。
「美心さん、好きです‼
橋爪と付き合ってないなら、是非俺と‼」
教室で、みんなが居るのに美心に迫る奴を一睨み。
「あのさ、雷はもう関係ないけど……美心は俺と付き合ってんの。
むやみに告白すんの止めろ」
しーん。
俺の言葉に静まり返るクラスメイト。
「美心、劇の配役決まったよ‼今、台本配るよ」
この静まった時に、そのセリフが言えるのは藤だけだ。
ある意味、スゲー。
渡された台本。
配役。
「「は!?なんだこれ!?」」
あ?今の声、どこかで……
つか、なんだよこれ。
雷の役。
すごく嫌だ。
美心に迫る役?
この状況で?
今、そんな役来ても無理じゃない?
あいつが真面目に演じるわけない。
学校でも、美心が雷と別れた話は瞬く間に広がり、一種の波紋状態だ。
前より美心が、告白されることが増えた。
「美心さん、好きです‼
橋爪と付き合ってないなら、是非俺と‼」
教室で、みんなが居るのに美心に迫る奴を一睨み。
「あのさ、雷はもう関係ないけど……美心は俺と付き合ってんの。
むやみに告白すんの止めろ」
しーん。
俺の言葉に静まり返るクラスメイト。
「美心、劇の配役決まったよ‼今、台本配るよ」
この静まった時に、そのセリフが言えるのは藤だけだ。
ある意味、スゲー。
渡された台本。
配役。
「「は!?なんだこれ!?」」
あ?今の声、どこかで……
つか、なんだよこれ。
雷の役。
すごく嫌だ。
美心に迫る役?
この状況で?
今、そんな役来ても無理じゃない?
あいつが真面目に演じるわけない。