「…………」



「……………コーラいる?」

俺は、なにも言えないで居るのに……。

淡々としている真也。

キッチンへ、逃げてく真也を横目に……
ソファに座る美心は、素足が出過ぎていることすら分かってないのか。

「なあ、下は?」

堪らず口を開いたのは、俺だった。

目のやり場に困るんだよな。

白のTシャツから覗く、細い白い足。

ワンピースと言うか、ミニワンピース丈ぐらいの長さだ。

「んー、真也くんの大きくて着れなくて……
ワンピースになるし、いいかなって」

いや、ワンピースって言うかーー。


短すぎない?

「はい、コーラ。
それで、何が合ったの?」

真也………空気読めよ。

俺は、チラリ、と美心を見た。

目が、俺に向いてる。

「話していい?」

俺は、美心に了解を得た。