ある日イケメン性悪男の彼女にさせられました〜私を変えてくれたのはいつも君でした〜

すると、龍樹が私の手を引っ張った。
「お前の、元カレのこと探してる?」


「え、あ、うーと、ち、違う…ただ、面白そーだなぁって…」
こんなの、嘘だってバレバレだ。


「行くぞ」
龍樹は何も言う事なくそれだけ言って、私の手を引いてどんどん歩いて行く。


「龍樹!ちょっと早い…」
それでも、龍樹は歩き続ける。


私は、それに必死について行った。
気づくといつもの空き教室に来ていて、龍樹は私から手を離し教室の中にあるソファに腰を下ろした。
とっても不機嫌。なんで?


「あの…私なんかしたかな?」
そう聞くと、龍樹は無言で私に近づいて来た。
私はその度に後ずさり、
「な、なに?」


そして、ついに壁に追いやられた。
龍樹は、壁に手をつき逃げ場はないみたいだ。