今日。 百瀬さんのこと、どういう風に聞けば、“怖い”って思われないだろうか。 帰り道の会話をイメージして、下駄箱によりかかる。 そうしたら、階段のほうから声がして思わず顔を向けてしまった。 姿こそはみえないものの、階段は声が響きやすいから、低い声と高い声が聞こえて、男の子と女の子が降りてきてるということくらいは分かった。 楽しそうに談笑するような声が鼓膜に届いて、楽しそうだなー、とぼんやり思っていた。 と。