「きゃあぁぁあっ!!」 それを見て、あたしは思わず悲鳴を上げた。 現れたのは、あたしと同じ凪瀬高校の制服を着た女子生徒だった。 だけど一目で、そいつが生きているはずのない人間だということが分かった。 ……そいつには“首”がなかったのだ。 それに右腕と左足も根本から欠けていて、傷口からドクドクと血が流れていた。 制服も返り血を浴びたように真っ赤だ。その異様な姿に、あたしは針で神経を突き刺されたような鋭い恐怖をビリビリと肌で感じた。