「七海が……切り落としたんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!???????」


と叫び、シュッと警棒を伸ばして、あたしのこめかみを思いっきり殴りつけた。


ガンッ!!!!!!!!!!


「うぐっ……!!!!」


頭に激痛が走り、視界がモノクロの砂嵐に変わった。


小学生のとき、鉄棒で遊んでいて頭から落ちた時の数十倍の衝撃が頭に走ったのだ。


意識が飛びかけ、あたしはその場に倒れた。生暖かい血が……髪が濡れるほどドロドロと頭から伝う。


「……な、んで…………?」


辛うじて意識をつなぎ止め、あたしは恭也に呟く。すると恭也はもう一度、警棒を振りかざし、今度はあたしの顔面を殴りつけた。


その一撃で、あたしの意識は完全に落ちてしまった。