「まだ憎いんですか?」
「そうじゃない。
憎しみという名はもう解放してやっていいんじゃないか?って。」
憎しみという意味のハス。
人を憎んでいて欲しくないのに、その名前を伶央さんに名乗らせるのはエゴかもしれない。
「分かりました。もう送りません。」
「あぁ。そうしてくれ。
虚像じゃなくて目の前の俺を見て。」
抱きしめていた腕を緩めて私と目合わせた。
フッと頬を緩めてそっとキスをした。
優しいキス。
「まだ緊張する?
まぁ、俺もしてるけどな。」
まさか!と目を見開くと苦笑された。
手を取られて伶央さんの胸に当てられる。
トクトクと刻む音が確かに騒がしいほどに早鐘を打っていた。
「人を恨まないでいい人生をありがとう。」
突然のお礼に慌てた。
「私は何も。」
「そんなことないさ。
莉緒は俺に大事なことを教えてくれた。
人を愛する喜びとか、ね。」
茶化すように言った伶央さんが私を抱きかかえてベッドまで運んだ。
「そうじゃない。
憎しみという名はもう解放してやっていいんじゃないか?って。」
憎しみという意味のハス。
人を憎んでいて欲しくないのに、その名前を伶央さんに名乗らせるのはエゴかもしれない。
「分かりました。もう送りません。」
「あぁ。そうしてくれ。
虚像じゃなくて目の前の俺を見て。」
抱きしめていた腕を緩めて私と目合わせた。
フッと頬を緩めてそっとキスをした。
優しいキス。
「まだ緊張する?
まぁ、俺もしてるけどな。」
まさか!と目を見開くと苦笑された。
手を取られて伶央さんの胸に当てられる。
トクトクと刻む音が確かに騒がしいほどに早鐘を打っていた。
「人を恨まないでいい人生をありがとう。」
突然のお礼に慌てた。
「私は何も。」
「そんなことないさ。
莉緒は俺に大事なことを教えてくれた。
人を愛する喜びとか、ね。」
茶化すように言った伶央さんが私を抱きかかえてベッドまで運んだ。

