仕事が終わると終わった旨を大谷くんに連絡して近くのコンビニで待った。
こんな風にメールで連絡を取り合うことはないなぁ。
考えるのはやっぱり伶央さんのこと。
連絡先を交換したのに一度も電話もメールもしたことがない。
「ごめん。待たせて。行こう。」
やって来た大谷くんに話しかけられてコンビニを出た。
何か食事でもするのかな。そう思っていても一向にどこにも辿り着かない。
歩き続けて立ち止まった大谷くんが質問した。
「付き合ってるのは俺とだよね?」
何を………急に。
人通りがまばらな道とは言え、話をする場所には適さない気がする。
それでも話さなきゃと思って、言おうとしていたセリフを口にした。
「それは…だからもうやめようよ。」
お試しなんて初めから無理だったんだ。
そんな不自然なこと。
「そんな………。
それは他の男と朝まで過ごしたから?」
「え………。」
驚いて大谷くんを見上げると真剣な表情をした大谷くんが近づいてきて、後退りする。
こんな風にメールで連絡を取り合うことはないなぁ。
考えるのはやっぱり伶央さんのこと。
連絡先を交換したのに一度も電話もメールもしたことがない。
「ごめん。待たせて。行こう。」
やって来た大谷くんに話しかけられてコンビニを出た。
何か食事でもするのかな。そう思っていても一向にどこにも辿り着かない。
歩き続けて立ち止まった大谷くんが質問した。
「付き合ってるのは俺とだよね?」
何を………急に。
人通りがまばらな道とは言え、話をする場所には適さない気がする。
それでも話さなきゃと思って、言おうとしていたセリフを口にした。
「それは…だからもうやめようよ。」
お試しなんて初めから無理だったんだ。
そんな不自然なこと。
「そんな………。
それは他の男と朝まで過ごしたから?」
「え………。」
驚いて大谷くんを見上げると真剣な表情をした大谷くんが近づいてきて、後退りする。