あの日のキミが好き~True Love~

「お前、ふざけてんの?」


景が私のすぐ隣に座り、逃げ場を失う。


凛空が私の正面に、唯は凛空の隣に。


聖輝は壁にもたれて立っている。


よくある光景がこんなにも恐ろしい光景に変わるなんて。


「なんのこと言ってるの分からないんだけど…」


身に覚えのないことで責められてるのは確か。


私は本当に何も知らない。


覚えがない。


「しらばっくれんなよ」


凛空がおもむろにナイフを取り出した。


普段ニコニコしてる凛空から笑顔が消え去り、鋭い眼光だけがそこに残った。


「本当に何も知らない…」