小さな時から君の横に俺は、いた。


いることが当たり前。

だから、焦るとかそんなんなかった。

ずっと隣に居た君と離れる?
不安しかなかった。


「藍、好きだよ。

これからも、よろしくな」

「うん、葵ちゃん、好き。

これからも、よろしく」

きらびやかな神田外語大学に、光が射した。


君と繋ぐ恋人繋ぎ。


君の隣でーー。





end