「おはよ」 「お、おはよう」 「良かった、ちゃんと来てくれて」 「約束したから。 それに、私は1人じゃないって……。気づけたから」 「俺がいるから、1人じゃないよ」 その言葉を直接聞くだけで、ほっとした。 そうだ、私は1人じゃないんだ。 「ありがとう……。頼りにしてる」 学校に向かった。