そして、何事も無かったように
冷めてしまった、ぬるい雑炊を食べた。
そして私は
今度は、何も考えないように
ベットに横になった。
考えない、考えない。
なんて思っていても、考えるのが人間。
何も考えない時なんて
起きたばかりの
ぼーっと、する時間ぐらいだろう。
これが夢ならいいのに。
何度この事を思ったのだろうか。
これが夢なら、私は随分長い夢を見ているんだな。
とても悲しくて苦しくて、後には戻れなくなるような
そんな夢。
でも、これは夢ではない。
何度も試したから。
私が和輝くんに別れを告げた時みたいに……
何度も頬を本気で叩いた。
今だって、ベットに横になる前
部屋に入ってからドアを閉めてから
思いっきり叩いた。
やっぱり、夢なわけないんだよ。
痛みも感じる夢もあるのかな?
なんて普通に疑問を抱いた事もあった。



