「大坪さん!どうか、どうか我々の企画に参加してください!」
「大坪さん!私が監督を務めているドラマの脚本を!」
「大坪さん!」「大坪さん!」
あーあ!なんてめんどくちー人達なの?
私、大坪麗月(おおつぼりる)は、知らない大人の人からの仕事のオファーがたえない。
出身家:音楽好きの優しい両親がいる。しかし、「働いてないとおちつかない!」が口癖の2人。どちらもいつも仕事に出ています。ちなみに、2人の職業はクラシック音楽のピアニストとバイオリニスト。その名前を口にしたら、知らない人はいないほど有名。
どうして安心して仕事をしているか?それは、私たち兄弟が自立しているからっ!
私:将来の夢、小説家。成績優秀。飛び級も可能で10歳ながら大学に行くのも余裕な程。
兄:将来の夢、料理人。1人でインドネシアにホームステイ中。なんでも、他国の料理の特徴を見に行くらしい。14歳。
書いた通り、私の将来の夢は、小説家。引っ張りだこ?売れっ子?まぁそんな感じ。あ、さっきのオファーは、その事ね。
あ、それから、君には一つだけ言っておくね。これは、まだ家族しか知らない
とっぷしーくれっと
だから、誰にも言っちゃダメだよ。
実はね...
私、ごちゃごちゃした音楽が好きで、実は、ドラム上手なの。これは趣味だけどね。
親がクラシックだからね。驚いた?
この事は、私と一緒にバンドを組んでくれる人にしか言わないんだ。あ、君は読者だから例外だよ。
優等生だからって言って、一目置かれるけど、そういうの苦手なんだ。
今の、【苦手なんだ。】って言った時の顔を想像するなら、こんな顔を想像して。少しだけ情けなさそうに、恥ずかしそうにしながら、歯を出して笑ってる。
想像出来たかな? 話がそれちゃったね。
とにかく、友達として接してくれて、バンドに誘いたいと思った子にだけ、ドラム上手なこと話す。
ちなみにだけど、これは結構前から決まってたんだっ。
こんな所で私からのわたしの紹介は終わります。
ありがとうございました!