「いや、思い出すも何も……」
「まぁまぁ、うらら様。まずはドレスアップいたしましょう」
「いや、ちょっと……」
全く納得できていない私はさておき、オルビはドレスをあてがい始めた。
「えぇっ、いや、私、まだ状況が飲み込めてな……」
「大丈夫ですよ。何も問題ございません」
「いやっ、問題、大ありでしょ!」
あたふたする私に彼女は慣れた手付きで豪華なドレスを着せていった。
そして……
「まぁ……何て、可愛らしい」
ドレスアップした私をオルビはうっとりと眺めた。
私に着せられたのはレインボー柄のプリンセスドレス。
「ほら、うらら様。ご自分のお姿を御覧下さい」
オルビは私の背丈ほどある姿見を指差した。
「ふーん……」
私は姿見に映る自分の姿を冷めた目で見た。
確かにレインボー柄のプリンスドレスを着た私は可愛らしくなった。
でも……別に、そんなことは珍しくも何ともなかった。
だって、昔から自分の美貌は周囲から認められていて。
何もしなくても、男の方から言い寄ってきた。
そして、その所為で……私は幼い頃、一生癒えない傷を負ったのだ。
可愛らしい? 美しい?
そんなの、私にとっては褒め言葉でも何でもなかった。
「まぁまぁ、うらら様。まずはドレスアップいたしましょう」
「いや、ちょっと……」
全く納得できていない私はさておき、オルビはドレスをあてがい始めた。
「えぇっ、いや、私、まだ状況が飲み込めてな……」
「大丈夫ですよ。何も問題ございません」
「いやっ、問題、大ありでしょ!」
あたふたする私に彼女は慣れた手付きで豪華なドレスを着せていった。
そして……
「まぁ……何て、可愛らしい」
ドレスアップした私をオルビはうっとりと眺めた。
私に着せられたのはレインボー柄のプリンセスドレス。
「ほら、うらら様。ご自分のお姿を御覧下さい」
オルビは私の背丈ほどある姿見を指差した。
「ふーん……」
私は姿見に映る自分の姿を冷めた目で見た。
確かにレインボー柄のプリンスドレスを着た私は可愛らしくなった。
でも……別に、そんなことは珍しくも何ともなかった。
だって、昔から自分の美貌は周囲から認められていて。
何もしなくても、男の方から言い寄ってきた。
そして、その所為で……私は幼い頃、一生癒えない傷を負ったのだ。
可愛らしい? 美しい?
そんなの、私にとっては褒め言葉でも何でもなかった。



