「疲れた?」
返事は決まっているような質問をあえて聞いた。
肩で息をしている幸成に。
「うん。ぶっ通しで7時間はきつかった。」
そう。楽しくなって、気づいたらそんな時間に。ちなみに、現在時刻は6時半ちょい。
「仕方ないでしょ?幸成が早く飯食うって言って、11時半には食べ終わったんだから。」
そもそも、午後から練習って決めたの幸成だし?あたしゃなーんにも悪くないよー。
「「おし!飯食うぞ!」」
そう言い、地下にあった練習部屋を出て2階のキッチンで夕飯を作っているあいだに、記憶を少しだけ巻き戻る。
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