「そうじゃなくて、あの子がゴミ置き場にしているのよ。自分の部屋を!」



なんつー母親だよ!

虐待のようなことしているくせに、それをリカのせいにして!


お義母さん。

俺はあなたを見損ないました。

リカが元気になったら、絶縁させていただきます!



俺はさっき行ったゴミ置き場へと舞い戻る。

そして部屋のドアを数センチだけ開けて、中の様子を窺った。


汚いし……、なんか、臭うぞ。


カオスと化したその部屋。

見ているだけで、全身に鳥肌がたつ。