数日が経った初めてのデートの日。 手をつないで歩いていたら、 きゅうに立ち止まって。 流羽がクビにかけていた ネックレスをはずした。 『これ、俺が小さい頃 ひいばぁちゃんにもらったお守り。 俺の大切なものだから、 梢にあげるよ。』 『ありがとう。』