「花園っち、おはよー!」 この声は……… 予想は的中。 声の主は、楠木くんだった。 「おはよう、楠木くん。」 「おう!」 楠木くんが自分の席へと向かっていく。 その途中で、周りにいる男子が「おはよ!」と声をかける。 めっちゃ人気者になってる…。 「美亜、なんか変だね。」 舞の言葉にハッとする。