俺は部屋を出た。 しばらくして、頭を冷やした後に再び戻ると、未亜は起きていた。 「あ、起きたんだ。大丈夫?」 「大丈夫」 彼女は部屋を見渡す。 ある物のところで、それは止まった。 ゆっくりとそれに近づいていく彼女。 それは、俺と琉音が映っている写真だった。 と言っても、幼い頃のだけど。 けれど、今更ながらに焦っていた。 「琉音くん…」