頭が真っ白になる。



なんで……
誰にも言ったことないのに



けれど、誰かが私の秘密を知っている。



絶対に知られてはいけない秘密を。



今までの努力が、全て無駄になった瞬間だった。



「なにこれっ!?」



いつの間にか舞も来ていて、舞にまで私の秘密が知れ渡る。



「こんなの全消しよ!」



舞は、黒板のクリーナーを持つなり、そこに書いてある文字を全て消した。



「どうしたの?」



そこに、那音が来る。