「未亜が俺に何を隠してるのか気になるんだ。」



確かに、
私は隠してた。



まさか バレるとは思ってなかったけど。



気づかれたくなかった。



心配 させたくなかった。



それに、



楽しかったから 忘れてたんだ。



でも、バレちゃったか。



「ごめん」



言えないんだ、これだけは。



これを聞いたら、あなたはもっと心配すると思うから。



だから 言わない。



このことは ずっと隠しておく。



私だけの秘密。