「うん、大丈夫。「一緒にいた男の子は、誰?彼氏?」


彼氏だった人。


ううん、むしろ遊ばれて居たのかも知れない。

進くんはそんな人じゃない、と心の中では思ってるのに………。


「ううん、クラスメイトの委員長だよ」


こんな、嘘をつかなきゃいけないなんて……

不意に母親の目が少し鋭くなった気がした。


気のせい?