私は左目が見えない。 彼は右目が見えない。 お互いにお互いに、大切にし合えば、いつかそれが光になる……… 導く光になるんだ。 傷の舐めあいなんて、言うだろうか? だけど、私達はそうやって寄り添い生きてゆく。