ブーブー 《おい仁、結賀と先にパン買っといたから早くミカ連れて屋上来いよ〜》 廉から仁の元へ電話がかかってきて、俺と仁は顔を見合わせて、すぐに屋上へ向かった。 「やっと来たな」 「遅せぇ」 結賀は呆れ半分に言い、廉は口から不満げな声を漏らした。 「まぁまぁ、いいんじゃない?」 伊織は2人を笑いながらなだめた。