*星side*

あー、ムカつく。

さっきから、咲を見てる野郎を睨んでる。

チラチラ見やがって、本当ムカつく。

咲は、外を眺めて楽しげだけど、、

気づいてない咲に溜め息を溢した。

"可愛いな、あの子。
あの窓際の天使みたいな子"

窓際の天使って………俺は、横目で咲を確認する。


「見て、遊園地見えてきたよ‼」


屈しない笑顔で笑う咲。

周りの奴等の頬は、一気に赤くなる。


「咲、あんまり笑顔振り撒くな」

この笑顔は、俺だけのもんだ。

"彼氏かな?"

"いや、ないっしょ"

面白くない。

「咲っ」


「んっ?」
電車の中、たくさん人がいる中でしたキス。