「……っ、バカ!!!

ケンカの最中に出てくんな。

何してんだよ‼」


怒られたって仕方ない。


だけど……


無抵抗のお兄ちゃんに、泣きそうだったの。


そして、気付いた。






私ーーーーーーーー。





君の頬に、手を伸ばした。





こう想うのは、可笑しいかな………?






新しく付いたばかりの痛々しい傷に、、



  キスをした。