上半身裸の星は、ベットの中でうなされていた。

元気なら、殴ってたかな?
確実に。

「大丈夫ですか?星さんっ」


えみが迂闊にも近づいた。

「きゃっ」

俺が、買い物袋を床に置いたのと、同時に聞こえた悲鳴に見たら………


上半身裸の星が、えみをベットに押し倒していた。


「あ?
なにしてんだよ、星!!」

バシッ。


躊躇うことなく、星を殴った。


赤い顔をしたえみに、イライラした。