「咲!!!」


強い力に、引き離された俺の体。

弾き飛ばされた体は、壁に当たる。

俺をキッ、と睨む爽と爽の腕の中で泣く咲だった。


「総長、なんのつもりですか?

咲は、俺のですよ?」


「いいじゃん、どうせ初めてじゃねーし。
やらせてくれたって」

「本音を、言ってください。

咲に嫌われようとしたんですよね?

総長は、そんな人じゃない」


お前に、俺の何が分かる?


俺の何を知ってるんだよ。


「意味わかんねーな、好きだった女とヤりたいは普通だろ?」


冷たい目で、君を、見た。


震えた咲は、爽に抱きついた。