嫌な予感がしたんだ。

上ずった仲間の声ーー。

俺を止める仲間の声を聞いて、何となく分かってた。

幹部室のドアの前に、佇む仲間達。

「なにしてんだ、こんなとこで。

中、入らねーのか?咲いるか?」


「総長、い、今はまずいです」


まずい?


「何がだ。退けよ‼」

だけど道を塞ぐ三人の仲間を、睨んだ。

「総長、見ない方がいいです。
総長の為にも言ってるんです」


俺の為にーーー


このドアの先になにかがある。

突き進むな、って言われてる気がした。

だけど、足は進む。


怖いけど、その先を知りたい自分が居たんだ。