「幹部になりました、柊沢 爽です。

総長の足を引っ張らない様に頑張ります‼

よろしくお願いします‼」

ガバッ、と頭を下げた爽。

直ぐ様、咲の側にいく爽に少しばかりヤキモチ妬いた。


ドキドキした胸を抑えた咲が、いた。

はいはい、次いきますよ。


本当はいきたくないけど。

「次は、前……妹として紹介した咲だが、爽の姫になることになった。

二人は前へ」


二人は顔を見合わせて台へ登る。


「今度は、転ぶなよ?まあ、転んでも受け止めるけど……」


ニヤリ、と笑う爽がいた。