「じゃあ、俺の部屋くる?けどまずくないかな?」


「お兄ちゃんなら、眠ったら朝まで起きないよ」

さすが兄貴のことは、知り尽くしてる。

なら……いっか。


俺は、イケナイと思いつつ、部屋に君を招いた。


シンプルな部屋に、ピンクの部屋着を着た咲ちゃんは、際立つ。


可愛いな……。


「寝ようか」

布団に君を誘う。

赤い顔をした咲ちゃんがいる。