「これ?」 「部活。こんなんなっちまったから、入部希望が来たら咲桜も困るだろ? 先生も。勝手に作っといて悪いけど、今日限りで廃部申請しとく」 「………」 相変わらず私や笑満の考えつかないところまで先読みする頼だった。 「……うん」 私は微かに肯いた。 確かに流夜くんへの迷惑を考えると、流夜くんへ近づく道は残して置かない方がいいだろう。 ……流夜くんに繋がる糸がどんどん薄らいで切れていく。 このまま……なんてことはないよね? 不安のかたちが、今までと違っていた。