校舎に射す光を受けて琥珀みたいに透き通る瞳が、まっすぐに私を見つめて、ふんわりとにこやかな笑顔を添えて、言った。 「俺は、アリスと一緒に世界へ行きたい。東京だとか栃木だとかじゃなくって、日本人、国際人として」 「え……」