思い立って久々に8号館へと向かったら、いた! 栗色の髪はそう珍しくはないけど、やっぱり目立つ。 「ベン」 「おお、最近どうしてたの? あれから来ないから、心配したよ」 「ごめんなさい。ずっと7号館メインで使ってて……あのっ、今日はベンを探しに来たんです」 「え、そうなの? あは、なんか嬉しいね」