中でも事の発端になったサリは熱心に日本と日本語について、私に語ってくる。
「ニホンゴ、とても素敵デス。漢字、ヒラガナ、複雑ダケド、美しい絵のヨウデス」
「えー。まあそうかもだけどさ。習うの大変じゃない? 全部日本語かと思ったらいきなり変な外来語とかもあるし」
「ソウデスネ。でも、サンキューサンキュー、ナヤミゴー! とか、電話番号、憶えやすいデス」
「あー、それは確かに。複数の言語が混ざるぶん豊富だもんね、語呂合わせ」
「デスデス! そういえば、チョト判らない事アリマス。教えてクダサイ」
「いいよ。どんな?」



