腰を支えてもらいながら歩いて、チラと見上げたら、シャープなあごのラインと前を見る精悍な目つきにまた、気持ちを持っていかれてしまった。 一目惚れ、なのかな、ううん、はじめて会った時のもカウントして、たぶん二度目惚れ。 「訛りとか気にする奴なんて、ほっときなよ。俺は……いいと思う」 前を向いたまま、ベンが呟くように言った。 はじめて会ったあの日はまだ、かっこいいな、くらいだった。 だけど確実に、私はこの日、 ベンに、恋をした。