「歩ける? とりあえず、先生に診てもらおう」 「あっ、はい」 ベンが、まだフラつく私を抱き起してくれた。 心配、してくれてるんだ…… そっと、だけどしっかり私を支えてくれる手のひらから、優しさが伝わってくるみたいな感覚。 どうしよう、上がったり下がったりの感情ジェットコースターな上に、こんなに近くに彼がいるなんて。