「そう、インドネシア独特の発音だから、慣れないとわかりにくいかもしれないわね」
先生が言うには、一定の法則があるから、それさえ押さえれば単純だし、すぐに聴き慣れちゃうって。
「日本人の英語も、訛りありマスネ」
「えっ」
サリがニコニコしながらそんなことを言うから、ズキン、と心臓が大きく飛び跳ねた。
ドキドキドキ。
鼓動がスピードを上げて、手足が冷たくなっていくのがわかる。
「え、それって上手い下手じゃなくて? 訛りなの?」
「ンー、上手い下手も、あると思いマス。でも日本人の英語、聴くとスグワカル」
「あの、それって私も?」
「ハイ」



