きっと、緋鞠と俺が会っていたあの日は、神様がくれたもの。奇跡の日々、だったんだと思う。 もう、会えない君へ。何も伝えることが出来ないけれど。 もしも、伝えられるのならば。 また、神様があんな風に奇跡をくれるのなら伝えよう。 そのためなら、彦星にだって、なんだってなってやる。 七夕の夜、目一杯の愛を君に。 君は、笑っていますか? 私は、笑ってるよ。だから、そんな顔、しないで?流風。 どこからか、君の声が聞こえた。 終。