「つ、椿ちゃん?」 「嘘だっ、だって今日初めて話したのにっ」 「嘘じゃないよ」 その言葉とともに、ふわりと利仁くんの香りに包まれた。 な、なぬっ!? 今私、抱きしめられてる? 「話したのは今日かもしれないけど……ずっと、キミのこと見てたよ?椿ちゃん」 ちょっと、待ってよ。 これって夢?だってこんな現実あるわけないよ! 憧れの人に告白されるなんて……! 「だから、俺と付き合ってください」 こんなこと夢に決まってるって思うけど、せめて夢でだけはハッピーでいたい。