西倉「柚香さん!皆連れてきました!」


黒澤「どうしたんだよ!」


木部「何事??」


山本「校庭って、何が始まるの?」



下っ端達「「誰??」」






訳わかんないよね。






一之瀬「颯汰さんを殺した奴がこいつだ」





皇輝「「!?!?」」





西倉「なぜ、ここに?」




一之瀬「この学園ごと潰すことが目的らしい」






皇輝「「え!?」」





「こいつらは生徒全員を殺すと言ってきた。こいつらは本気だ」







島崎「ごちゃごちゃうるさいなぁ〜。お前らもういいよ」




島崎の仲間「「おぉ!!!」」





皇輝「「来る!!」」



一之瀬「柚香!!お前は少し離れた場所で見ていろ!」



木部「僕達に任せて!」



黒澤「姫は大人しく守られてろ!」






「皆っ!分かった!!」







この人数、正直皇輝でもきついと思う。




だから、様子を見てダメだと思ったら私も戦う。









戦いが始まって数十分。





一之瀬「っく!」




木部「人数多すぎっ!」




黒澤「未来!大丈夫か!?」



山本「大丈夫よ!!自分のこと心配しなさい!」



西倉「数が減りませんねっ!」





だいぶキツそう。









ガッ!!!

健人「っっっつ!!!」






皇輝「「健人!!!!」」



下っ端達「「総長!!」」





「け、んと…?」






健人は棒で後頭部を殴られ、倒れた。









もぅ、無理。









「石田!!!!!」



私は大声で呼んだ。



石田「はい!!」





「行くわよ!!」









倒れている健人に殴りかかる島崎。





そして、私は健人を守るようにたった。







皇輝「「!?!?」」




黒澤「おい!!何やってんだよ!!」



木部「逃げて!柚香ちゃん!」



山本「危ない!!」


西倉「柚香さん!!!」



下っ端「「姫ー!!」」











「…みんなごめんね。……私は逃げない。これ以上、皇輝達を大切な人達を



傷つけさせない!!!」









島崎「何をほざいて」





私はヴィックをとり、地毛の赤髪を表した。











皇輝「「その髪はっ!!」」





島崎「えぇ、まさか赤姫なのぉ?流石にっグハッ!!!」




島崎が話してる途中だったが、関係なしにぶっ飛ばした。






皇輝「「強い…」」




一之瀬「柚香が…赤姫……」









島崎「い、いっ…た」






「島崎、お前は私には絶対に勝てない」





島崎「…何いってる、の?いくら赤姫でも、僕の仲間の数には勝てなっ!!!」




「ざーんねん。お仲間さん達は、もうとっくに石田が倒しちゃったよ?まさか気づかなかったの?」