自分を戒めるかのように 欲しいものを全ていらないフリして切り捨ててきた。 家族や友達と笑ってる同世代の子とは 目線を合わせず、 子供連れの親や妊娠している人を見かけたら、 見て見ぬ振りをして、 そういうのを見るたびに、 心臓が跳ね上がって どうしようもなく傷ついて、泣きたくなる 自分の心にすら 気付かないふりをして生きてきた。