「さて、妖斗なんで朔乃をここに連れてきた?……まさか本当に送ってくれただけではないんだろう?」 言わないと……っ。 リビングルームの4人用の席に、 俺と光にぃが隣同士で、テーブルを挟んで真ん前には朔乃と翼にぃという定位置で座った。 「光にぃ、……朔乃を白龍に入れてやってほしい」 「だってさ、翼咲。どうする?俺と聖里奈を含む高3は妖斗の怪我で引退式が長引いたが、土曜日の明日正式に引退だ。 ……言うまでもなく、次の総長はお前だよ。全ては翼咲、お前が決めろ」 そう光にぃは静かに言った。