朔の部屋は、ガラス貼りのテーブルや緑色のカーテンなどの落ち着いた雰囲気で構成されていた。 スクバを部屋の隅に起き、俺はテーブルと緑の布団がかけられたベットの間の床に座った。 「ほら」 本当にお菓子などを持って戻ってきた朔は、 テーブルを挟んで俺の真ん前に座り、ココアを渡してきた。 「……ありがと」 「さっき翼咲に連絡したけど、お前のことよろしくだってさ」 「……あっそう」 俺は素っ気なく頷いた。