「光輝、お願いよ。 頼りたい時には頼ってよ。 ……家族って、ただ一緒にいるだけじゃない。 辛い時には相談して、辛みを分け合うのが家族でしょ? あたしにとって、光輝は幼馴染の前に家族みたいなものなのよ。 光輝は、違うの……?」 俺だってそう思ってた。 そう思いたかった。 それでも……っ。 「……相談したら、手放されると思ったよ。 あの女は、俺が一番頼りたい時に姿を消したんだっ!!」 俺は……ただの怖がりだ。 どんな反応されるか怖くて、人に相談することすらもろくにできない。